あれから13年 災害時の「水」対策と命を守るための重要な準備

2024.03.11
  • お知らせ

本日3月11日は、2011年に起きた、「東日本大震災」(通称: 東日本大震災、東北地方太平洋沖地震、東北地方太平洋沖地震、東日本震災)から13年となる日です。マグニチュード9.0の巨大地震で、太平洋沿岸の東北地方を中心に大きな被害をもたらしました。
先日も「能登半島沖地震」起きたばかりで、辛い感情の日々が続きます。被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復旧をお祈り申し上げます。


災害時においての「水」対策とは



災害時において、水の確保と管理は生存に不可欠な要素です。地震、洪水、台風などの災害が発生した際に、水道管が損傷を受け、給水・排水とも使えなくなることが想定され、また水源が汚染されたりする可能性が高まります。このような状況下では、適切な水の確保と管理が重要となってきます。


「飲料水」の備蓄の重要性

災害が発生する前に、備蓄用の水を用意しておくことが重要です。非常用の飲料水を家庭に常備するだけでなく、非常用キットや避難バッグにも水を含めることが大切です。一人当たりの1日の水の必要量は約2リットルとされていますが、災害時にはこの量が増える可能性があるため、できるだけ多くの水を備蓄しておくことが望ましいです。

浄水器の準備

災害時には水道水が安全ではない場合が起こります。そのため、浄水器を備えることができれば安心です。ポータブルな浄水器や浄水ボトルは、災害時に外出先で安全な水を確保するのに役立ちます。また、家庭用の浄水器も役立ちますが、電気が必要なものではなく、手動で操作できるものを選ぶことが災害時には大切です。

水の節約と再利用

災害時には水の供給が制限される場合があります。そのため、節水と水の再利用が重要となってきます。洗い水を再利用してトイレを流したり、お風呂の残り湯をトイレの洗浄に利用したりすることで、水の節約につながり、食器や衣類を洗う際にも、必要最低限の水を使うよう心がけましょう。

井戸や川の水の処理

お住まいの場所の近くに、井戸や川などの自然水源があれば、そこから水を取ることが必要になる場合があります。しかし、その水は汚染されている可能性が高いため、適切な処理が必要です。沸騰させたり、浄水剤を使用したりすることで、水を確保することができまが、安全性が確認できるまで飲料水としてではなく、生活に利用する水(トイレ・選択など)として使う様にしましょう。

地域社会の協力

災害時こそ地域社会全体で協力して水の確保と管理を行うことが重要です。地域の集会所や避難所には十分な水の供給を確保し、必要に応じて配給を行うことが求められます。また、地域の住民が協力して水の節約や再利用を実践することも重要な取り組みの一つとなります。


まとめ

災害時の「水」対策は、命を守るための不可欠な準備です。備蓄だけでなく、浄水器の準備や水の節約・再利用、さらに地域社会の協力も重要です。水の確保と管理について事前に考え、準備をしておくことが、災害に備える上で必要な対策です。
NAKAJIMAでは、浄化槽の交換や災害時における「水」の提案やお役立ち情報を「youtube」等で発信中です。

—————————————————
【NAKAJIMA youtubeチャンネル】
「川崎の水道設備屋 中嶋設備」
https://www.youtube.com/channel/UCQWABWXcZ8u53iBko1Yyq5A
—————————————————
「川崎の水道屋さん水道設備・リフォーム奮闘日記「みずいろ」チャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UCq9wMC80vkYgHNpAj_sCovg

RECOMMENDおすすめ記事

0120-1132-81