2024年の入梅は6月10日!これから始まる雨の季節は雨がもたらす恵みでいっぱい
- お知らせ
入梅(にゅうばい)は季節の変わり目を表す雑節のひとつで、定気法にて太陽経度が80度のときと定義されており、今年2024年は本日6月10日に該当します。(雑節とは季節を表す目印となる日のことで、入梅以外にも節分や土用、彼岸、八十八夜などがあります。)
6月10日前後は梅雨時季でもあり、梅の実が熟しに入る頃に降る雨なことから入梅と呼ばれております。入梅を境に約30日間が梅雨とされておりましたが、年や地域によっても梅雨入りは異なるため現在では気象庁の出すデータをもとに梅雨入りを判断するように変更されております。
入梅(にゅうばい)の由来とはいったいどんな意味なのでしょうか?
入梅(にゅうばい)という言葉は、梅雨に入る時期という意味で、雨の日が増えて梅雨入りとなることも多いため、入梅という雑節がつくられたと考えられています。また、梅雨という言葉の由来は、正確にはわかっていませんが、一説には、梅の実が熟す時期の雨という観点から、梅雨といわれるようになったともいわれています。この時期は、カビが生えやすい時期という意味もあり、カビ(黴)の字は「バイ」とも読むため、「梅」の漢字をあてて梅雨としたようです。実際に入梅の頃は、適度な湿気と温度でカビが生えやすく、食べ物の管理に注意が必要な時期です。
梅雨入りと入梅は同じ日とは限らない
梅雨入りとは、晴れが続いた後に、週間天気予報で雨もしくは曇りの日が続くと予想される時期のことで、予報に基づくために暫定的なことから、後になってから変更されることもある点に注意が必要です。その一方、入梅は太陽黄経が80度になったときと明確に決められているため、事前に正確な日を割り出せます。梅雨入りの時期は年によって4月下旬から6月上旬ごろと幅が広く、また地域によっても変わるため、梅雨入りと入梅が同じ日になるとは限らないのはそういった理由からです。
梅酒を仕込む時期としても知られる
入梅の時期には、青梅(あおうめ、おうめ)が出回ります。梅には血液の汚れを除き、体内バランスの乱れを調整するといった効果があるともいわれています。
まとめ
梅雨の到来は、一見すると鬱陶しい雨の日々を連想させるかもしれませんが、その背後には多くの恵みと自然の美しさが隠れています。雨音に耳を傾けたり、新緑の美しさを楽しんだりと、梅雨ならではの楽しみ方もあります。また、雨具や室内での過ごし方を工夫することで、快適に過ごすことができると思います。季節の変わり目を迎えるこの時期、私たちの生活もまた自然と調和し、新たなリズムを刻みます。入梅の到来を機に、自然の移ろいを感じながら、心穏やかに梅雨の季節を過ごしてみてはいかがでしょうか。雨がもたらす恵みを享受しつつ、日々の生活に潤いを与えるこの時期を大切に過ごしたいものです。
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