色落ちしない衣類の洗濯方法とは?

2022.07.26
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特にジーンズや色の濃いものなど、新品のものを洗った時色落ちしてしまい他の服に色移りしてしまった経験上がる方もいらっしゃると思います。
洗濯機の中の衣類が全てダメになってしまったというお話も聞きます。白系のお気に入りの服に色移りしていたらショックですよね。
今回はできるならしてほしくない衣類の色落ちをなるべく防ぐ洗濯方法をご紹介します。


色落ちの原因



色落ちはどのようにして起きてしまうのでしょうか。
簡単にいうと染料が溶けてしまうからです。
使用している洗剤や洗濯機の回転の力などで染料が溶け出します。
また、色移りを見た際、染まっているような色写りの仕方をしていた場合は洗濯中に色落ちしてしまっていて、一部分や絵の具を勢いよくかけたように点状に色移りしていた場合は脱水の際に色移りしてしまっている可能性があります。


色落ちしない衣類の洗濯方法



衣類を色落ちさせないための洗濯方法をいくつかご紹介します。

色落ちしそうなものは手洗いか色移りしてもいいものと洗う

色落ちしそうなものは手洗いかそれのみで洗濯機へ。またはデニムならデニム同士など色落ちしても大丈夫なものどうして洗うのがおすすめです。
分けて洗うのは面倒ですが、一番試しやすい方法です

おしゃれ着用洗剤を使う

色落ちしそうなものやニットなどの洗濯機の刺激に弱いものに使う洗剤、いわゆるおしゃれ着用洗剤もおすすめです。
衣類に優しい洗剤なので洗浄力が強す他ことによる色落ちを防げます。

裏返しで洗い、裏返しで干す

色がついている面やプリントされている面が洗濯機による刺激を受けにくくするため、裏返しで洗うのがおすすめです。
また、紫外線でも色落ちがしやすくなるので紫外線を受けすぎないよう裏返して干しましょう。

洗濯用ネットに入れて洗う

色落ちは刺激によって起きるとご説明しましたが、衣類同士の摩擦による刺激でも起きます。
そのため、衣類同士の刺激を防ぎ、色落ちする可能性を減らしてくれる上、衣類同士が密着しないため、色落ちした際でも色移りしにくくしてくれる洗濯ネットの使用がおすすめです。
目が細かいものを選ぶとなお良いです。

塩を入れる

裏技的な洗濯方法ですが、洗濯の際に水2Lに対し大さじ2杯程度の塩を入れると色落ちを防いでくれるそうです。
塩は繊維染めた後の色止めとしても使われているようで、効果があるとされています。

すぐに干す

温度が高いと汚れとともに染料が溶け出してしまう可能性が高くなります。
また、染料は水に溶け出すので、洗濯後に水気がある衣類同士が密着し、温度が高い状態だと色落ちしやすく、色移りもしやすい状態です。
それを防ぐため、洗濯物は洗い終わったらなるべく早く干しましょう。


色移りしてしまったら

色落ちして、他の衣類に色移りしてしまった場合の対処法をご紹介します。

お湯につける

色移りしてしまった衣類の量によりますが、お風呂の桶やバケツ、多い場合は洗濯機にお湯を張り、衣類を漬け込みます。
熱めの50度前後にします。

洗剤を入れてつけ置き

通常の2,3倍の洗剤を入れ、1時間程度つけ置きします。
ゴシゴシ擦らず、置いておきましょう。

洗濯する

色移りが落ちたのを確認したら、洗剤をすすぎ落とし、通常の洗濯を行いましょう。

色移りしてしまった場合の基本の落とし方なので、それでも落ちない場合はクリーニングに相談に行くのも良いかもしれません。


まとめ



今回は洗濯する中で時々起きてしまう事件の一つ、色落ちを防ぐ衣類の洗濯方法をご紹介しました。
色落ちは衣類の染料が溶け出る状態なので、それを防ぐことが大事です。
洗濯中の衣類同士や洗濯機の回転の力による刺激や、高めの水分や紫外線から守ることで色落ちを防ぐことができます。
大事にしている服をダメにしてしまわないように、洗濯の際は意識してみてください。

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