お風呂のカビ対策

2022.07.20
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梅雨になると気になるカビ。そうでなくてもお風呂に年中カビが生えて困っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はお風呂のにカビが生えてしまった時のため、お風呂にカビが生えて困っているという方のためにカビの予防ではなく、カビ対策に重きを置いてカビについて解説いたします。


カビってどうやって発生するの?

カビは微生物の一種で生きているため、生きていく環境が揃えば発程してしまいます。
カビは一定の温度、湿度と生物のため食べ物があれば生きていけるため、全ての条件が揃ったとき発生してしまうのです。

温度

種類によりけりですが25度前後で生育されます。
25度は5〜6月の東京の最高気温です。人間でも快適な温度です。
冬でもお風呂場は室温が25度になることもあり、冬でもカビには注意が必要です。

湿度

湿度は80%以上が良いらしく、イメージ通りジメジメした場所を好みます。
お風呂場は常に湿度が高い場所なので、カビが生えやすい場所と言えるでしょう。

食べ物

カビも生物なので、環境が良くても栄養がないと生育できません。
カビが主に栄養とするのはタンパク質や油脂などです。
これは人の皮脂汚れに含まれているのでお風呂場は栄養を取るのにぴったりの場所になっています。


カビの対処法

では発生してしまったカビはどのように対処すれば良いのでしょうか。


カビ取り剤で除去する



カビが生えてしまった場合は除去するのが1番大事です。
カビは根を生やして生育するため通常の洗剤での洗浄では不十分なことが多いためカビ取り専用の洗剤を使用しましょう。
浴室の窓やドアのゴム部分などの柔らかい部分は深く根が生えている場合があるのでカビ取り剤を吹きかけしばらく放置し浸透させてから拭き取りましょう。
タイルなどの硬い部分の場合は表面的に生えていることがあるのでその場合はカビ取り剤を吹きかけて拭き取りましょう。
カビの根を除去したいからと強く擦りとると細かな傷がつき、その傷にカビが入り込みやすくなってしまうため、強く擦ったり、傷がつくような掃除用具の使用は避けましょう。

換気を徹底する



カビ取り剤での掃除が終わっても油断は禁物です。
カビは胞子で広がっていくため目に見えず、いつまた発生するかわからないため、なるべくカビが生育する環境を絶つことが重要です。
まずは湿度を下げるべく換気を徹底しましょう。お風呂を使用したら必ず窓を開けるか換気扇をつけるかで換気をし、カビが好む湿度より低い湿度を目指しましょう。
換気扇で湿気を取る際は窓やドアをしっかり閉め、換気の効果を高めましょう。
換気をすることで今いるかもしれないカビの生育環境を崩すだけでなく、新たなカビ発生の予防にもなるので換気はおすすめです。


お風呂を出る前に隅々をシャワーで流し、水を切ってから出る



お風呂での皮脂汚れなどがカビの食べ物になってしまうため、お風呂を出る前はシャワーだけでもいいので、床や壁を流してから出ましょう。
流したままだと水分が残り、湿気のもとになるのでスクイージーなどで水をある程度流すか、タオルに吸わせるなどして水けを取ってから出るようにしましょう。



発生してしまったカビの除去とともに、カビが生育する環境を崩すことでまだ残っているかもしれないカビの除去とカビの発生の予防につながります。


まとめ

今回はお風呂場に発生してしまったカビの対処法をご紹介しました。
カビは梅雨に発生するというイメージで、それは間違ってはいませんがお風呂場では年中注意が必要です。
カビが喜ぶ温度、湿度、食べ物がある環境を作らないように意識すること、発生した場合は専用の洗剤でしっかりと除去することがお風呂場のカビ対策になります。
あまりにひどい場合はお風呂場のリノベーションも視野に入れることをおすすめします。カビの生えにくいよう工夫されたユニットバスもあります。
水回りのリノベーションは川崎市宮前区のNAKAJIMAにお任せください。

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