夏の特別な日「海の日」に思いを馳せて

2024.07.15

毎日暑い日が続きますね…
本日2024年7月15日は「海の日（うみのひ）」です。「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」こととして、1996年7月から始まりました。スタートしてしばらくは、7月20日となっておりましたが、2003年の7月から第3月曜日に変更（ハッピーマンデー制度により）されて、14番目の国民の祝日となりました。

ハッピーマンデー制度とは？

国民の祝日の一部を今までの固定日から特定週の月曜日に移動させることにより、土曜日・日曜日にプラス月曜日とし、3連休となるようにすることによって、より長い余暇を過ごしてもらおうという趣旨で改定された制度とのことです。

2003年の改正では4日間が制定

・成人の日
⇒1月第2月曜日
・海の日
⇒7月第3月曜日
・敬老の日
⇒9月第3月曜日
・スポーツの日
⇒10月第2月曜日
の年間4日間が存在します。

海の日の出来た由来とは？

1996年以前の祝日化される前は「海の記念日」と、言う名前で祝日ではなく記念日として存在しておりました。この日は、1876年に明治天皇が東北地方に巡幸した際、従来の軍艦ではなく灯台視察船である「明治丸」という船でで航海し、無事に7月20日横浜港に入港して横浜御用邸伊勢山離宮へ還幸した史実からそう名付けられました。
※燈台巡廻船として活躍した明治丸は、明治29年に商船学校（現：東京海洋大学）に譲渡され、現在も明治丸海事ミュージアムとして（東京海洋大学の越中島キャンパスの中にあり）見学もできるそうです。歴史のロマンですね～。
https://www.kaiyodai.ac.jp/overview/facility/meijimaru/
https://www.kaiyodai.ac.jp/overview/access/