近年大ブームになっているDIY。やってみたい!と思われている方や、実際にブームに乗っかってやってみた!という方もいらっしゃるのではないかと思います。
DIYと言うと椅子などを作ったり、壁紙の張り替えをご想像する方もいらっしゃると思いますが、お風呂もDIYすることは可能です。
お風呂がきれいになるとお風呂の時間が楽しくなるので、最近浴室のデザインに飽きてきた、きれいにしたいという方は挑戦してみるのも良いかと思います。
お風呂でDIYできる箇所
お風呂は水回り設備なので部屋の内装などと比べて扱いに注意が必要です。
そのため、お風呂の中でDIYしても大丈夫な箇所を紹介します。
浴室の壁面
浴室内の壁面がパネルの場合や、シートが貼られている場合はお風呂のDIYを行うことが可能です。
浴室用のパネルが市販で手に入るので、お好みのパネルやシートを今あるパネルやシートの上から貼りましょう。
貼り付けを行う際は、事前にカットしてから貼り付けましょう。
また、貼り付ける前に壁の掃除を行う必要があります。
浴室内は湿気が多く、カビや雑菌が繁殖しやすい場所です。
目に見えて汚れがある場合はもちろん掃除が必要ですが、目に見えて汚れがないと言う場合でもカビ菌や雑菌がいる可能性があるので必ず掃除を行いましょう。
コーキングの打ち直し
コーキングとは浴槽の縁や、ドアの縁、床と壁の間や浴室のドアなどにゴムのような白いものがついていると思います。パッキンのような部分です。それを打ち直すのもDIYで行うことができます。
長年使用されている浴室だとこのコーキング部分に汚れがついたり、カビが生えてしまったり、柔らかいので切れてしまったりします。そのような場合は打ち直しすると良いでしょう。簡単に手順をご紹介します。
(1)コーキング剤を用意しましょう
ホームセンターなどで手に入りますが、商品によってはシーリング剤と記載されていることがありますが、同じものなのでそちらを購入しましょう。
また、必ず防水タイプを選びましょう。
さらに用意するものとして、ヘラもあると良いです。コーキング剤を剥がすとき、打ち直した後の仕上げに使用します。
カッターやマスキングテープ、ブラシも必要になりますが、お家にあるものでも大丈夫です。
(2)カッターでコーキング剤を剥がしましょう。
まずは打ち直したい部分についているコーキング剤を剥がしていきましょう。
シリコンでできているため柔らかく、カッターで剥がすことができます。
カッターで周りを傷つけないように注意しましょう。
カッターでコーキング剤を縁取るように切り込みを入れ、もしあるならばヘラのようなもので取っていきます。
コーキング剤を取り終えたらブラシなどでかけらなどを取り除きましょう。
(3)マスキングテープを貼る
コーキング剤をきれいに剥がし終えたら、コーキング剤を打ち直す場所以外にマスキングテープを貼り、コーキング剤がつかないように保護します。
この作業はしなくても良いですが、DIY初心者の場合はしたほうが仕上がりがきれいになるのでおすすめです。
(4)コーキング剤を打ち直す
コーキング剤を打っていきましょう。ボンドのように最初は液状ですが時間が経つと固まります。
塗って柔らかいうちにヘラなどで平らにし、放置しましょう。
他の部分に付着してしまった際も固まる前にティッシュなどのペーパーで拭き取りましょう。
表面は半日、完全に乾くまでは3日ほどかかりますので、午前中にこの作業を行うのがおすすめです。