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執筆者の写真NAKAJIMA_setubi

「電話創業の日」から見た日本の通信革命の始まりと未来



12月16日は「電話創業の日」です。日本で初めて電話サービスがスタートしたこの日、1890年(明治23年)の東京と横浜間に設置された電話回線は、現代の通信インフラの原点と言え、通信インフラの第一歩が踏み出されました。当時、電話は単なる技術革新を超え、社会を変える力を持った「特別なつながり」の象徴でした。


 

初期の電話サービスの様子

明治時代、日本で最初に提供された電話サービスは、東京と横浜の間で始まりました。この回線を利用するためには、年間40円(現在の価値で約60万円)という高額な費用が必要でした。そのため、利用者は渋沢栄一や岩崎弥太郎など、社会のリーダー層や大企業、公的機関に限られていたとされています。また、電話を利用する際は交換手の助けが必要でした。電話をかける人はまず交換局に連絡し、そこで交換手がプラグを差し込み接続することで通話が可能となる仕組みです。この作業には正確さと迅速さが求められ、交換手たちの努力が通信の基盤を支えました。静かな交換局の中で響くプラグを差し込む音と、忙しく働く交換手たちの姿は、電話創業時代を象徴する風景だったようです。


 

電話がもたらした変革と価値

当時の電話は贅沢品でありながら、ビジネスや社会の効率化に大きく寄与しました。たとえば、東京の電話番号1番は東京府庁(現在の東京都庁)が使用していました。このことからも、電話がいかに社会的影響力を持つツールであったかが分かりますね。


 

現代への影響と未来への展望

2024年現在、電話はもはや当たり前の存在です。しかし、スマートフォンやAIを活用した音声応答システムなど、その進化は止まりません。災害時の迅速な通信手段としての役割や、リモートワークの基盤としての重要性など、電話はますます多様な用途で活躍しています。また、NTT技術史料館では、日本の電話技術の進化を学ぶことができ、ここでは初期の電話機や交換機が展示されており、当時の空気感を感じることがでるそうです。


 

まとめ

「電話創業の日」は、過去を振り返るだけでなく、電話を支えてきた人々への感謝を込めた日でもあります。現代の通信技術は、自然災害時の迅速な情報共有や、リモートワークの推進など社会の基盤となっています。この日は、現代の通信技術がいかに便利で、私たちの生活を豊かにしているかを改めて考える機会だとおもいます。この電話のお話しは「水道」にもよく似ていると思います。私たち水道設備事業を行っている会社の人間にとっては、通信も水ももはやあってあたりまえ…。感謝の気持ちが希薄になってきているとおもいます。なかなかこれだけ技術が進歩してしまうと、有難さを実感するのは難しいですが…。この日をきっかけに、当たり前にあることは、ある事が難しい(有難う)を考える1日にしたいと思います。

NAKAJIMA(中嶋設備)も、設備会社の立場から情報やサービスをSNSを通じて発信・展開できればと思っております。「水」の提案やお役立ち情報を「youtube」等で発信中です。


 

【NAKAJIMA youtubeチャンネル】

「川崎の水道設備屋 中嶋設備」


「川崎の水道屋さん水道設備・リフォーム奮闘日記「みずいろ」チャンネル」https://www.youtube.com/channel/UCq9wMC80vkYgHNpAj_sCovg

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